年々暑い日が増えているように感じますが、今年も猛暑が続いてクーラーが手放せませんね。
実はクーラーの運転には「冷房」と「除湿」と「ドライ」があるんです!
仕組みはなんとなく知ってる…かな。ぐらいの知識しかありません。
そこで今回の内容はこの4点について調べていこうと思いますのでチェックして参考にしてみてください♪
- クーラーの冷房と除湿とドライの電気代は違うのか?
- クーラーの冷房と除湿とドライはどう違う?仕組みを解説
- クーラーの冷房と除湿とドライはどうやって使い分けるのが正しい?
- クーラーの電気代を節約するには何をしたらいい?
クーラーの冷房と除湿とドライの電気代は違うのか?
最初に気になる電気代の違いから調べていきたいと思います。
冷房は部屋を涼しくしてくれるのはわかりますが、除湿とドライの違いは?
実はドライは「弱冷房除湿」、除湿は「再熱冷房除湿」という名の仕組みの違いがあるんです。
この2つについての違いはまた後ほど詳しくご紹介しますね♪
ドライと除湿は、どちらも除湿をするという動作自体は変わりはないのですが、どちらを使うかで電気代はかわってきます。
そして電気代が安い順に並べていくと…
弱冷房除湿→冷房→再熱冷房除湿の順になります。
弱冷房除湿は弱い冷房のようなものなので値段が安いですが、再熱冷房除湿は暖房と冷房をどちらも使用しているようなものなので、その分高くなってしまうようです。
ちなみに、東京電力がおこなったコスト比較試験では設定温度を24℃にした場合の一時間辺りの電気代は、
という結果でした。
これは2002年に行われた、わりと古い試験になるので参考程度にしてもらえるといいと思います。
クーラーの冷房と除湿とドライはどう違う?仕組みを解説
では、「冷房」と「除湿」と「ドライ」は具体的にどう違うのでしょうか?
実は、仕組みとしては基本はほとんど同じなんです。
では何が違うのかを簡単に説明すると、「冷房」は”部屋の温度を下げる”機能で、「除湿」と「ドライ」は”部屋の湿度を下げる”機能です。
冷房の仕組み
部屋の室内の暑い空気を吸い込んで熱を外に運び、涼しくなった空気をまた室内に戻すといった仕組みになっています。
弱冷房除湿(ドライ)の仕組み
湿った空気を吸い込み、冷やして空気中の水分を水滴にして外に出した後、その冷やした空気を室内に戻します。
こちらは冷房と同様の仕組みで部屋の湿度を下げていくので、少し肌寒く感じることもあります。
再熱冷房除湿(除湿)
湿った空気を吸い込み、冷やして空気中の水分を水滴にして外に出します。
その後、湿度を下げるために冷やした空気をエアコン内部であたためなおしてから送風するという仕組みになっています。
なので、部屋を冷やすことなく室温を保ったまま除湿をすることができるんですね。
クーラーの冷房と除湿とドライはどうやって使い分けるのが正しい?
では、3つの機能の違いをお伝えしてきましたが、次はそれらをどうやって使い分けるのがいいんでしょうか?
まずは冷房ですが、外の気温が高くとにかく暑い、そんな真夏の時期に使いましょう。一気に気温を下げることができるので涼しく快適に過ごすことができます。
そして梅雨時期のジメジメを解消してくれるのが除湿とドライなのですが、どちらをどのような時に使うかというと…
ジメジメ、それにプラスしてムシムシした少し暑さも感じる場合には弱冷房除湿を選んで下さい。あとは夜寝る時に冷房だと体が冷えるのが心配…そんな場合にも使えます。
そして湿度は高いけど寒くはない、そんな時には再熱冷房除湿を。洗濯物を室内干しする時に使うと乾きが早くなるのでそちらでもおすすめです。
再熱冷房除湿は電気代は一番高かったですがクーラーが苦手な人や冷え症の人には向いていると思うので、上手く使い分けましょう。
先程説明した通り、エアコンの除湿機能としては弱冷房除湿が一般的です。どのエアコンにも再熱冷房除湿が搭載しているわけではありませんので使っているエアコンの説明書などをチェックしてみてくださいね♪
現在使っている再熱冷房除湿の機能がなかった人は、エアコンを買い直す時にはぜひ除湿の種類もチェックしながら選んでみてください♪
クーラーの電気代を節約するには何をしたらいい?
電気代がかかるとわかっていても、やっぱり暑いと簡単に涼しくなれるクーラーに頼ってしまいますよね。
でももし少しでも節約できるなら方法が知りたい!そんな方に何をしたらいいかをいくつかご紹介していきます。
自動モードにする
自動モードにしておけば、部屋の温度を一気に冷やしてくれてその後は自動で弱風や微風に調整してくれるので効率が良いんです。
設定温度に気をつける
クーラーは1度温度が違うだけで電気代も差が出てきます。なので必要以上に設定温度を下げないようにするのも節約に繋がります。まずはいつもの温度から1度上げてみることからはじめてみましょう!
扇風機やサーキュレーターを利用する
エアコンと他の電化製品を組み合わせる方法もいいんです。部屋の下の方に溜まった冷気を部屋に循環させて室内の温度ムラが解消されます。
フィルター掃除をする
フィルターにゴミが溜まっていると上手くエアコンが運転できなくなってしまい、その結果余計に電気代がかかるという結果になります。それにフィルターにカビが生える原因にもなるのでこまめに掃除をするようにしましょう。
他
“カーテンを閉める”、”古いエアコンは買い替える”なども効果的ですので、ご家庭でできそうな事から試してみてくださいね!
↑こんなツイートを見かけましたが、本当におっしゃる通りなので無理してクーラーをつけないなんて事はしないようにしましょう。
効率的にクーラーを使って、しっかりと熱中症対策をしながら暑い夏を乗りきりましょう!!
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